FC2ブログ
-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-09-03 13:15 | カテゴリ:将棋関連

  先日、コメントでタイムリーな話題を提供してくださった方がいたので、あの定跡形?をより記憶に留めておくためにもここに書き記そうと思います。

  居飛車党期待の若手の一人・佐藤五段が先手、対する田中四段は流行の三間、中飛車はもちろん、四間や向かい飛車も指し、生粋の振り飛車党と言っていいだろう。
  初手▲2六歩で対局開始。後手の田中四段は例によってゴキゲン中飛車、そして△5五歩と位をとる。対する佐藤五段は早々に▲3七銀~▲4六銀とする展開。
asahisatotanaka1.png

  となると、思い出されるのは先日のNHK杯:森内九段-鈴木八段であるが、この対局もNHK杯戦同様の進行を辿ることになる。
  冒頭述べたのはこのことで、プロ将棋をただ眺めているだけの自分にとっては、勉強仕立てで非常に分かりやすい展開である。

  さて、NHK杯戦の回顧記事でも取り上げた局面、すなわち29手目で佐藤五段は森内九段と同じ▲1八飛と角道から逸らした。
 この時点で既に対局済みの森内-鈴木戦の棋譜は二人の頭には入っているでしょうから、負けた後手側の田中四段がどのような一手を指すのかが非常に注目のものとなったが、30手目△2八銀と打ち込んだ(第2図)。
asahisatotanaka2.png

  森内-鈴木戦ではこの銀は完全に取り残された駒となったが、本局では飛車を封じ込める活躍をみせる。この△2八銀に対して、佐藤五段は▲6八銀と引いて角交換へと誘導?する。そして△1九銀に▲同飛として迎えたのが第3図。
asahisatotanaka3.png
  プロの将棋においては評判の悪い王手飛車となった。先手は▲7七角として△1九角成▲1一角成とそれぞれ駒を補充しながら馬を作る。

asahisatotanaka4.png

  先手の馬は△3三桂馬の一手により閉じ込められ、△5五馬の王手に銀合いし、▲2四歩としたのが第4図。先手陣がバラバラなのに対して、後手陣は美濃が堅く、戦場も遠い。

  先手は▲5九香~▲1二飛から攻めにで出る。後手は△2七飛や△4五桂などで攻める。さらに馬を自陣(△4二馬)にひいて防御力アップ。


asahisatotanakalast.png

  上は投了図。美濃が手付かずで残っている。さらに左辺も金銀に馬と堅い。

  と、先日のNHK杯で頭に入っていた戦型が出現した佐藤-田中戦を軽くみてみました。戦型がまるで頭に入っていないのと、入っているのでは将棋を見る面白さが違うことに改めて気づきました。まぁ将棋に限ったことではないですが・・・。
関連記事
秘密

トラックバックURL
→http://nb55rtfrancaisshogi.blog135.fc2.com/tb.php/58-920a5d97
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。