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2010-08-31 07:54 | カテゴリ:フランス語
その1 その2はこちら

オレイユカスタード oreille custard(英)

  当方、初めて聞くお菓子なので、フランスにも存在するのかグーグルにて関連語句を入力するが結局見つからず。独自製品なんでしょうか。
  放送ではoreille=耳たぶと説明されていましたが、単に耳=earですね。この単語のポイントは"ille"です。
これはイ(ー)ユと発音されます。太陽を意味するsoleilも「ソレイユ」と発音しますが、これも同じ原理です。
  ただし、例外もあります。ローマ字通り、「イル」と読むものです。それは以下にて。

ミルクレープ mille crèpe

  il,illeの発音における例外の一つであるのがこの"mille"である。意味はthousand=千である。ただこの場合は「多くの」「無数の」という形容詞になるのだと思います。
millefeuille(ミルフイーユ)も同様で、ちなみにfeuilleは葉=leafの意味になります。

モンブラン mont-blanc

  モンブランと言えば、アルプス山脈最高峰の山であるが、日本ではそれよりもお菓子のイメージが強いだろう。画像検索すれば一目瞭然だ。
  Google Franceで検索すると山の画像ばかりで埋め尽くされるが、
"mont-blanc aux marrons"(モンブラン オ マロン)で検索すれば大丈夫。。オ・マロンはガトーショコラの項で語った通りだが、ここでは複数形となっている。"au"の複数形は"auxになり、栗を意味するmarronには英語と同様にsが付く。
  なぜ複数形なのか?栗が複数使われている可能性があるからと推測。なお複数形になっても、たいていの場合は発音が変わらないので無問題である。

  さて、montは山という意味であるが、他に山を表すものとしてmontagne(モンターニュ)がある。前者は固有名詞に使われ、後者は一般的な山を示す。ちょうど、英語のmountとmountainの関係ではないかと推測。
  blancはwhite=白を意味する。フランス・白とくれば、白ワイン。その白ワインは"vin blanc"(ヴァンブラン)と発音される。

  これで全てです。延々と説明してきて思うことは、やはりフランス語の発音ルールの複雑さ。慣れると本当に楽なのですが・・・。スペイン語と比べると大変です。
  大変と言っても、説明するのに大変なだけで、実際に学んでみるとそれほど大きな障害とはなりません。
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2010-08-30 12:12 | カテゴリ:ダイエット・運動
graph5.png


  先週は日曜日を迎えるまで体重変動がないキツい1週間であったが、今週は打って変わってかなりの体重変動があった。具体的には水曜日で、マイナス1.1キロである。そして金曜日までは順調だったのだが・・・。

  明くる土曜日に+1キロとなってしまった。過去最大の増加である。実はこれには理由があり、その日は釣りに誘われ外出し(釣果は1匹という寂しい結果だったが)、一緒に遅めのランチをとったからである。全て彼の奢りという事で、向こうが店を決め、某回転寿司となった。
 そこで手が止まらず10数皿食べてしまった(以前と比べるとこれでも少ないが)結果、1キロ増えたのだと思う。あるいは反動があったのかもしれない。

  そして日曜日も酢の物を少々食べ過ぎた結果100グラムの減少にとどまったのだが、その反面いいこともあった。それは記事タイトルにもある食の大切さを実感させる出来事だった。

  食べ過ぎた土曜日、いつものようにサウナスーツを着てランニングに出かける。最近は走破タイムが一向に上がらず、後半に必ずバテていた。

  しかしその日はまるで違った。走り出しはいつもと変わらなかったが、しかし何故か体の軽さを感じる。そしてあれよあれよという間に走りきって自己ベストを叩き出してしまったのだ。いつもは満身創痍で家にたどり着くのだが、その時は「もう少し走れるかな」と思ったほどだ。

  そして日曜日も土曜日ほど楽ではなかったが、同じようなタイムで走破できた。これらを考えると、速く走れた最大の要因はやはり食事ということになる。改めて食の大切さを知った訳だが、しかしまた月曜からは食事の量を落として体重減少に努めたいと思う。
2010-08-29 17:51 | カテゴリ:将棋関連
  横になりながら今日のNHK杯を見ていたわけだが不覚にも眠ってしまった。冒頭しかみていないけれども、棋譜をみつつ振り返ってみる。

  今日の解説は腰の低さに定評がある島九段。そして対局者は、先手番に森内九段、後手番に鈴木八段となった。島九段曰く、森内九段は「隙のない将棋」、対する鈴木八段は「活きのいい将棋」。そして対局前インタビューでは

森内九段:手厚い将棋を指したい。
鈴木九段:森内九段は受けが強いので、攻め急がずゆっくり指したい。

  ということで、長期戦の様相を呈した訳だが・・・。森内九段の初手▲2六歩で対局はスタートした。鈴木八段は△5四歩~5二飛~△5五歩と位をとる。
前例

nhkmorisuzu1.png

  第1図での△5六歩は矢内女流が言うように過去に前例がある局面。
棋戦先手後手日付29手目
第23期竜王戦決勝トーナメント●村山慈明○戸辺誠2010-07-13▲1八飛打
第17回岡崎将棋まつり●谷川浩司○佐藤康光2010-04-29▲2七飛打
第60回NHK杯戦1回戦第6局●瀬川晶司○広瀬章人2010-04-13▲5八飛打
第59回NHK杯戦準決勝第2局●丸山忠久○羽生善治2010-02-01▲3八飛打
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 いずれも後手番が勝っており、森内九段の対策に注目が集まる。29手目が分岐点となるのだが・・・。
nhkmorisuzu2.png

 森内九段は上記4局とは違った一手である▲1八飛とした。鈴木八段は△2七銀(▲5八飛)△1九馬とし香車をとる。その香車を△5一香として歩切れの先手に圧力をかける。

nhkmorisuzu3.png

 ここで森内九段は▲5一同飛車成として香車を獲得。さらに1一角成として2枚の香車を手持ちにする。

nhkmorisuzu4.png

  第4図は2枚目の香車を5九に打ったところ。ちょうど感想戦の時に目が覚め、しかしながらうとうとしていたのだが、鈴木大介八段の「香車打ちをうっかりしていました」と言ったのは覚えている。おそらくこの辺りになるのであろう。

  以下▲4一飛車~▲3三馬~▲3一飛成で銀を拾い、竜と成香の圧力で後手陣に迫り先手の快勝となった。以下は投了図。
nhkmorisuzulast.png


  投了図を見ますと、2七の銀が泣いています。対して先手は2枚の香車と▲4一飛打が強力でした。今後この戦型は29手目▲1八飛に対する一手が注目の的となるのでしょうか。棋力も気力もない私にはよく分かりません。

   この対局に勝利した森内九段は三回戦で三浦八段との対戦になります。
2010-08-28 21:39 | カテゴリ:競馬と外国語(仏・西)
  今年で14回目を迎えるキーランドカップ。1996年に開設されて結局現在は6ハロンのGⅢとなった。その過去14回の勝ち馬をみてみると牝馬が6勝しており、夏は牝馬を狙えという格言通り牝馬の活躍が目立つ。

3枠5番 ジェイケイセラヴィ J K C'est la Vie


  馬名に主語・動詞が含まれているのは珍し・・・くないか。イッツ~、アイム、アイアムなどがいる。さて、この「セラヴィ」であるが、英語に直訳するならば
It's the lifeもしくはThis is the life   になる。

  c'estとは、「これ」「それ」を表す"ce"と、「~である」という意味を表す"est"(英語のbe動詞に当たる)がくっ付いたもの=エリジオンしたものである。
  フランス語では語尾の子音は発音しないというルールがあるので、"est"の"t"は発音されず、"es"だけが発音される。語尾の"es"は「エス」ではなく、エと発音する。これもルール。
  さて、be動詞と同じ意味の"est"であるが、原形は"être"と形は大きく異なっている。英語の"be"もよくよく考えればそうなのだが、英語と比べればフランス語の"be動詞"はやや手ごわいかもしれない。それが、発音の次に恐らく学習の壁となるであろう動詞の「活用」である。

  ヨーロッパの言語における活用というのは、基本的な動詞ほど不規則なものとなるため、学習初期段階はこの活用に手間取る。これを克服するためには、忍耐強く何度も繰り返して書くなり声に出すなりするしかない。
以下に人を表す代名詞=人称代名詞+êtreの活用をを英語のそれと共に表にしてみた。

 仏語日本語英語 仏語日本語英語








je suis
ジュ スイ
私は~I am







nous sommes
ヌ(ッ)  ソム
私は~we are
tu es
チュ エ
君は~you arevous êtes
ヴ(ッ) ゼットゥ
君達は~
あなたは(丁寧)
あなた達は
you are
il est
イ  レ
彼は~he isils sont
イル  ソン
彼らは~they are
elle est
エ  レ
彼女は~she iselles sont
エル  ソン
彼女達は~


  気になる点として、英語は"am""are""is"の3種類だけに対し、フランス語は6種類。
そして、youの範囲にも違いがある。英語のyouは相手の人数、相手の地位など一切関係なく全て"you"。しかしフランス語はそれらが分かれていて、親しい相手の場合はtuを用いる。後は全てvousを用いる。

  "la"(ラ)は女性名詞に付く定冠詞(英語でいう"the")である。男性名詞は"le"(ル)になる。複数形は男女同形で"les"(レ)となる。

  vieは生命を意味する単語。英語で言えば"life"になる。しかし英語でも形は違えど見受けられ、
vital, vivid, survival,のような生命に関連し、viが付く文字がそれに該当する。

  vieがなぜ女性名詞になったのかは定かではないが、語尾に女性形を示す"e"があるので、男女の区別に関しては極めて容易である。
※語尾が"e"でも男性名詞となるパターンも少なくないのでこれは覚える以外にない。

  もう1頭挙げたかったのだが、頭が回らないのでこれまで。
2010-08-27 21:18 | カテゴリ:競馬と外国語(仏・西)
  かつて競馬予想していた頃は比較的相性が良かったこのレース。やはり小回りコースよりは直線が長い競馬場の方が予想がしやすい。それに、ローカル競馬場ではあるが、このレースはもちろん、アイビスSDや代替開催のスプリンターズS、新潟2歳Sなど印象に残っているものも数多い。よほど注視していない限り、一番印象に残るのは直線な訳で、それが短ければやはり印象には残りにくい。

  新潟競馬場と同じく左回りの中京競馬場は現在改修工事中である。最寄の競馬場であるので色々と馴染み深いが、あのコースがどのように生まれ変わるのか気になるところだ。以下はこちらから抜粋。

2.中京競馬場 馬場改造その他工事

着工 : 2010年4月上旬
竣工 : 2012年1月15日(日)
 芝・ダートコースの全面改造及び各諸施設の建て替えを行います。既存馬場を東第一駐車場方向へ拡張し、芝馬場の一周距離が1,705m(既存1,600m)、ダートコースの1周距離が1,530m(既存1,417m)となるよう馬場の改造を行います。
 また、乗馬センターを馬場内遊園地の東側隣接地に移設する工事も併せて行います。

特 徴 : 芝コースの最後の直線における勾配は中山に次ぐ急坂の2.0%となります。
ダートコースの最後の直線は東京に次ぐ西日本最長の410.7mとなります。
改修後の距離  :
芝コース : 1,200m、1,400m、1,600m、2,000m、2,200m、3,000m
ダートコース : 1,200m、1,400m、1,800m、1,900m、2,500m
障害コース : 3,000m、3,300m、3,600m、3,900m

  ということが図と併せて記されているが、あまりピンと来ない。坂がどのようなものになるか多少気になるくらいだ。新潟のような大幅リニューアルでないのが何か寂しい。ローカルだからこそ出来ることもあるのではないかと。

  さて、今週の新潟記念だが、競馬に疎くなってしまった私にも分かるメンバーが集まった。かなりいいメンバーなのではないか。やはり牝馬のメイショウベルーガに注目がいってしまうが、母父サドラーズウェルズは本当に魅力的ですね。これが父だとさっぱりですが。

8枠16番 アルコセニョーラ Arco Señora

  このブログで2回目の登場となるが、前回はなぜかセニョーラしか解説しなかったので、今回は「アルコ」を。
  "arco"と同じ意味を持つフランス語は以前紹介したが、やはり同じラテン語系ということもあって、形は近い。
  さてそのアルコは虹という意味、となっているが実際に"arco"で検索しても虹はわずかしかない。arco本来の意味は以前"arcで紹介した通りでアーチを意味する。それが弓だったり、弧型のものだったりするわけだが。
  そこで、"arco iris"で検索するとどうでしょう、検索結果は虹で溢れたではありませんか。読み方はローマ字読みで「アルコ イリス」と読めばOKです。

8枠15番 ダイワジャンヌ Daiwa Jeanne

  さて、スペイン語では"arco"、フランス語では"arc"ですが、日本でもよく聞く"arco","arc"を思い浮かべてみますと、"arco"はなかなか出てきません。店名などには多そうですが。対して、"arc"はラルクアンシエルの活躍でよく耳にします。そして、ダイワ"ジャンヌ"とも関係のある言葉でよく耳にするワードがあります。

ジャンヌ・ダルク Jeanne d'Arc

  何ゆえダルクなのかは知らないが、父親がジャック・ダルクということでファミリーネーム的な何かか。アルクではなく、ダルクとなっているのは、英語でofを表す"de"と"arcがエリジオンしてd'arcとなっている。

  あまり話が脱線してもよくないので、ダイワジャンヌの"ジャンヌ"に戻るが、
なぜ"jeanne"をジャンヌと読むのかを説明したい。英語を勉強した身であれば、「ジーンヌ」とでも読みたくなるこのスペル。
  それを理解するためにはまずジャンヌの男性形"jean"に注目するべきである。この名前を持った一番知名度のある人はジャン・レノであろう。というわけで、"jean"をジャン(実際にはジョンに近いと思うが)と発音する。そこにneが付いてジャンヌということになる。

  そこで結局、なぜ"jean"をジャンと読むのかという疑問になるわけだが、そもそもこの"jean"という単語は二つに分けることができる。
①je   ②an
  ①はジュと読む。
  ②は鼻母音と呼ばれるもので、アンと読む。
というわけで、本来ならばジュアンとなるはずだが、①のeが弱く発音され、②が強く発音されているために形としては"jan"のように聞こえる。というのが自分の見解。公式見解はどうなってるんでしょうか。

  もう一つの疑問、"Jeanne"の"ne"とは何者か?
  英語以外のヨーロピアン言語を知らない人にとって、男性名詞、女性名詞という存在は非常に不可思議なものであると思う。私もその存在意義をあまり考えることなく生きているが何の支障もないので、これからも考えることは無いだろう。

  さて、問いの"ne"であるが、女性形の象徴であると言えよう。先ほど述べた男性名詞、女性名詞の区別方法として、語尾にeがあれば女性名詞の確率が高いということが挙げられる。語尾の"e"は女性(形)の象徴であると言えるのだ。ちなみに、他のラテン語=スペイン語、イタリア語、ポルトガル語では"a"がそれに該当する。
※もちろん多くの例外もあります
  それぞれの言語における女性の名前を見てもらえれば一目瞭然であろう。例えばフランス人女性の名前では、最後が"e"で終わる名前は非常に多いし、先ほど挙げた他の3言語では"a"で終わっている名前が多い。例を出すと長くなるので省略しますが、いいサイトがあったのでリンクを貼っておきます。

Mt.Erech Ave.(トップページ)     名前の資料館(該当ページ) 


 上記のサイトにある名前の資料館に先ほど挙げた国々の女性名一覧があるので、そちらを見れば一目瞭然であることが分かる。
 さらに、ロシアの女性名を見ていただくとほぼ全てが"a"で終わっているのが分かる。ロシア語は文法を一瞬やっただけなので全くと言っていいほど知識は無いが、調べてみると案の定

名詞
名詞は、男性、中性、女性の3つの性に分かれている。ロシア語の名詞は、例外はあるものの総じて、男性名詞(単数)は子音、-й, ьで、女性名詞は-а, -я, -ь で、中性名詞は-о, -е, -мяで終わる。そのため、名詞の性の判別が比較的容易である。

 とWikipediaに記されている。こちらにも書かれているように、名刺の性の判別はかなり容易であり、実のところ全くと言っていいほど問題にならない。よって、これからフランス語のような言語を勉強する人は名詞の性にたじろぐ必要はまるでない。

  だいぶ話がそれてしまったが、最後に一つ。"Jean"という男性名につけたのは"e"ではなく"ne"である。これはなぜか?
先ほど、①je②anと二つに分けたが、②の"an"はこれ一つで母音でありこれ以上分解できない。それを踏まえて、もし"e"だけをつけると、"an"という鼻母音はなくなり、"a"と新たに加わったeがくっ付いて"ne"と分離してしまうのだ。
Jeanne→Je an ne
Jeane→Je a ne

  よって、上の説明で言うならば、元の"区切り"を維持するために"ne"と"n"を余分につけるのである(本当なのか不安である)。eを付けても区切りが変わらないのであれば、そのまま"e"だけを付ける。以下にその例をいくつか示してこの記事を終わりたい。
男性名読み方女性名読み方
FrançoisフランソワFrançoiseフランソワーズ
LouisルイLouiseルイーズ

  たくさん書こうと思ったが、頭が回らないのかアホなのか、"男性名に"e"だけを付けて女性名になる例"が全く思いつかない。思いついたら付け足していくことにします・・・。
※実際のところ、Jeanneと同じようなケースが多くあるのと、eを語尾に持った男性名が結構あるのが理由ですかね。
2010-08-27 12:50 | カテゴリ:将棋関連
  火曜日の午前9時から始まった王位戦第5局は激闘の末、翌日の午後7時33分に千日手が成立した。非常に難しい将棋であったが、両者はこの指し直し局に何を思うのだろうか。持ち時間は互いに2時間(広瀬六段は+2分)、そして第4局まで全勝の先手番には深浦王位。これらの要素がどう対局に影響するのかが見物である。

  そして、30分の休憩ののち対局が開始された。後手の広瀬六段は悠々と△4四歩~△4二飛。深浦王位も百も承知で穴熊模様。そして迎えた第1図。

oui55-1.pngoui55-sankou.png

  参考図は直前まで指されていた千日手局の24手目△5五歩である。便宜上先後は入れ替えてある。千日手局では、銀と桂馬の交換になったが、指し直し局では全く違う展開となった。その象徴が以下の第2図。
oui55-2.png

  なんと先手の深浦王位は穴熊ではなく▲9八玉と米長玉に。対する広瀬六段は、この場合△9四歩が値千金となり得る美濃囲いへ。


oui55-3.png
  広瀬六段が5筋に飛車を転回した局面が第3図。深浦王位は▲2二歩から駒得を狙う。そしてこの瞬間、▲2五歩で角の居場所がなくなるのでそれには同桂しかないようだが・・・。
oui55-4.png

  しかしこの△4五桂で角は再度3三の地点へと相手陣に狙いを定める。深浦王位は▲4五同歩、▲2一とと駒得を図る。


oui55-5.png

  広瀬六段は堂々と△6五歩とプレッシャーをかける。それに対して深浦王位は▲3五角として歩切れを解消&5三の金に照準を合わせた。ここで広瀬六段は端攻めを敢行し相手陣を乱しつつ銀香交換。その銀をを6九へと打ち込んで金取りを狙った。
oui55-6.png

  △6六角に▲5五香としたのが第6図。広瀬六段は同角として△9一香と先手玉を攻める。▲7六歩、△5五飛とそれぞれ銀、角を拾って手番は深浦王位。ようやく▲9四桂~▲6九香と相手陣に迫る手を繰り出す。しかし後手玉は広い。そして香車に対する駒が貼られることにより一層後手玉は遠くなる。深浦王位は▲4二銀として5三の金を狙うが・・・。△9七歩からの厳しい攻めが開始された。

oui55-77.png

  ▲5三銀成と金をとって、▲9八歩とした局面が第7図。しかし渡した銀を7九に打たれて万事休す。形作りの後まもなく深浦王位の投了となった。以下投了図。
oui5-last.png

  1日目は9時から始まり18時に封じ手。2日目も9時から始まり指し直し局が終了したのは25時20分。二度の昼食休憩=2時間、そして千日手成立後の37分を差し引くと、合計22時間43分となる。実に約1日もの間、対局をし続けていた計算だ。

  その死闘を制したのは挑戦者広瀬六段だった。先手番を千日手とし後手番を制したことで、形の上では先手番の第5局をものにしたと言えるけれども、しかしこの勝利は非常に大きなものになるであろう。

  逆に深浦王位にとっては、逃した魚は大きいと言える。後手番であと一歩まで迫り、先手番で星を落とす。さらにはもう負けは許されない状況。
 去年は早々に3敗して変わらず苦しい立場であったが佐世保からの勢いがあった。しかし今年は違う。むしろ挑戦者の広瀬六段の勢い、そして彼の絶妙の指し回しが光っているような気がする。深浦王位を応援する身ではあるが、広瀬六段がタイトル奪取に向けて視界良好と言わざるを得ないだろう。

 この第5局を振り返ると、何か深浦王位にチャンスがなかったのかなぁと思う。千日手局では△4七竜、指し直し局では▲5三角成。いずれも棋譜コメントにあった手順だが、こういった踏み込みをして勝ちを収めてきた深浦王位でもあるだけに、それぞれ千日手、▲4六角と積極性が見受けられなかったのは残念である。もちろん、読みを重ねた結果だと思いますが。この辺りは解説を待ちたいところです。


  ここで、今後の参考データとして近年の深浦王位の7番勝負を振り返る。
深浦王位の7番勝負星取り表
棋戦名対局者
第48期王位戦羽生善治王位
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第49期王位戦羽生善治名人
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第58期王将戦羽生善治王将

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第50期王位戦木村一基八段
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第51期王位戦広瀬章人六段
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  と表にしてみたもの大して参考にならない。鈍っていたHTML感を多少取り戻せてくれたくらいである。
  さてこの表、横で見るとあまり面白みがないが、縦でみると多少興味深い。第1局の勝率が悪いのに対し、第2局、第4局、そして第7局の勝率がいい。
  よって、広瀬六段は次の第6局で早々に勝負を決めておきたいところであろう。しかし物理的にはあと1敗できる。その状況において今までと同じ四間穴熊でいくのか、あるいはとっておきの秘策があるのか、非常に見所である。
2010-08-26 05:02 | カテゴリ:将棋関連
  ここまで4局いずれも先手番が勝利、ここを勝った者が7番勝負を制するということで、先手番を絶対に落とせない挑戦者、先に王手をかけて次局の先手番で防衛を果たしたい深浦王位、と非常に面白い構図となった。

  先手番の広瀬六段は3手目に堂々と▲6八飛。例によって居飛車穴熊VS四間穴熊の戦いとなるのか。
oui5-1.png
  第1図で深浦王位は△5五歩。角頭が目標にされそうだが・・・。本譜もそのように進んで、迎えたのが第2図。

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  お互いに香車を動かして穴熊戦の様相だが、早々と銀桂交換がなされた。これが深浦王位の狙いなのだろうか。さらに△2一玉~△2二銀と穴熊ではなく、3枚の駒を盾にした囲いを実現させる。
  対する広瀬六段は飛車先の▲6五歩、相手陣へ迫る▲3六歩と積極的に歩兵部隊を前進させる。深浦王位も負けじと△8六歩~△5六歩と打って出る。


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  第3図では▲6四歩と恐れることなくさらに前進。深浦王位は長考の末に△7七角成と決戦へ。△5七歩成~△7九角~△7八銀と飛車を苛めつつ△5七角成を狙う深浦王位に対し、広瀬六段はフワっと▲6五飛。▲6三歩成からの強行突破を狙う。この▲6五飛で一日目は終了となった(第4図)。
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  ということで、二日目は午前中から激しい攻め合いになった。広瀬六段は▲6三歩成~▲6二とと一直線に。深浦王位も△5七角成から馬を頼りに穴熊崩しに打って出る。しかし穴熊戦は広瀬六段の土俵でもある。簡単にはいかない。


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  昼食休憩となったのが第5図。広瀬六段が▲2六角、▲4八歩と受けている局面。後手は△6五馬で飛車取り、△2六飛で角取りと、いずれも大駒同士の交換だが、後手が引き続き積極的な手を作れそうな局面。
  深浦王位は△6五馬~△6九飛と相手玉にプレッシャーをかける。広瀬六段はその飛車を引きつけつつ(△3九竜)、▲2八金と穴熊らしい受け。ここで深浦王位はもう一枚の切り札も切った(第6図)。
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  第6図の局面から▲同歩に△4九角として、依然として後手が受ける展開。そして迎えた103手目、広瀬六段は守りもそこそこに念願?の▲6一とと、金を獲得した(第7図)。
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  深浦王位の桂馬、馬、竜の三枚が穴熊を睨んでいるが、広瀬六段の▲5三飛が5九の底歩を可能にする。しかし深浦王位は△2七香~△9七竜と照準を別に定めた。それを強みに、△3七桂成~△4六銀と積極的に攻める。


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  第8図は△3九銀に対して▲1七角と受けたところ。ここから2八を巡る攻防になるのだが、先手玉はなんと捕まらない!▲3九銀に対して△2七銀と繰り返し、19時33分に千日手となってしまった。
oui5-1000.png


  封じ手から息を抜く暇もない展開となったが、夕食休憩も無い中で千日手が成立してしまった。となると、両対局者の疲労度は想像に難くないが、しかしこの第5局を落とした方が崖っぷちに立たされることになり、まさに負けられない闘い、死闘とも言っていい第5局となった。観戦者にさえもハードな展開である。
  指し直し局は30分後に、先後を変えて持ち時間2時間で行われる。
なお、
この千日手は第6局の先後には影響はなく、既定どおり深浦王位が第6局の先手番となる。
2010-08-25 20:58 | カテゴリ:猫・ねこ・ぬこ

  猫がいらいらしている時などは、しばしば"マタタビ"を使用する。これで愛猫3匹はおとなしくなる訳だが、しかしこのマタタビ、量が少ない上に高いのが難点。まぁ量が少ないというのは、猫が3匹いるので当然といえば当然なのかもしれないが。

  というわけで、グーグル検索をしていろいろと調べてみる。すると、大いに気になるものが一つあった。

野菜ジュースで猫が泥酔! 家の中にあるマタタビの代用品

  読み進めていくと、市販の野菜ジュースのパックがまたたびの代用になるというものであった。もしこれが本当ならば、自分でも飲めるし、マタタビより安いし、一石二鳥にも三鳥にもなりうる方法だ。
  ということで、実際に試してみる。試すのは以下の3種類。
IMG_0878_convert_20100825203547.jpg


KAGOMEの野菜一日これ一本はトマトが色濃く出ていて、トマトジュースがそれほど好きではない私には美味しくいただけなかった。他の2つは、フルーツが色濃く出ており、美味しくいただけた。

結果は・・・・

 3匹とも効果なし。全くなし。匂いをかぎ、舌なめずりをして終わり。見ている限り、愉快そうな感じも全く無かった。それほど期待してなかったのだが、それでも生キャベツを食べる鉄の胃袋を持つ1匹が好むかもしれないと思っていたが、それもなし。

  というわけで、新たなマタタビ探しに出るのであった・・・つづく。
2010-08-25 02:02 | カテゴリ:フランス語
その1はこちら

Q2:"au"とは何か?

  携帯電話の会社ではない。読み方は「オ」。ちなみに、eauも「オ」。フランス語ではオと読ませるのが3つあるということになる(残りは"o")。
  さて、意味を言う前に、このauに関する文法的説明を少々。これは二つに分解することができ、前置詞「à」と定冠詞「le」の複合したものである。英語で言うならば、"in the" "at the"のような感じだろう。これらを一つに凝縮したものが"au"なのである。
  問題なのが意味で、前置詞の意味というのは様々あり、しかも結構曖昧なところもある。よって、gâteau au chocolatに存在する"au"と同様の使われ方をしているであろう語句を列挙して感覚で理解する方法をとる。

café au lait(カフェ オ レ) コーヒー牛乳 
pain au chocolat(パン オ ショコラ) チョコパン →Google Franceにて画像検索
chou à la crème(シュ ア ラ クレーム) シュークリーム
tarte au chocolat(タルト オ ショコラ) チョコレートタルト →画像検索
thé au lait(テ オ レ) ミルクティー
thé au citron(テ オ シトロン) レモンティー
riz au lait(リ オ レ) 牛乳ごはん →画像検索

  列挙すると言いながら、簡単なものがこれ以上なかなか思いつかない。中には???と思われるものもあるだろうが、右の画像検索でなんとなく分かるでしょう。
 一点、シュークリームだけ形が違います(à la~)が、それは"crème"が女性名詞だからです。"au"というのは、
前置詞「à」と定冠詞「le」の複合したもの、
と述べたが、正確に言うと、
"au"は、前置詞「à」と定冠詞男性形「le」の複合したもの である。
定冠詞女性形「la」は省略せず、à la となる。

 結局、Q2の"au"とは何か?、そして"à la"とは何か?の答えは、
~の入った、くらいでいいだろう。「+(プラス)」でもいいのではないかと思う。

エクレア éclair

  フランス語では稲妻、閃光などの鋭い光を表す単語。ただし、「エクレア」という読みは英語読みで、フランス語読みでは「エクレール」となる。
ポイントは"ai"をエと読む点。これもフランス語のルールであり、数少ない例外を除けば必ず「エ」となる。英語でもaiを「エ」と読ませることが多いような気がします。あるいは「エイ」と。
  そして、gâteau au chocolat同様、
éclair au chocolatとなるようですね。

その3へ続く・・・
2010-08-24 17:54 | カテゴリ:将棋関連
  先日、タイトルにある対局に関してのつぶやきを書いたけれども、8月23日に続報がきていた模様だ。
コンピュータからの挑戦 特別対局「清水市代女流王将vs.あから2010」について

  この中で気になるのは

同時に、
より多くの将棋ファンの皆様に対局を観戦していただけるように
「女流棋士会ファンクラブ駒桜ホームページ」 (http://komazakura.shogi.or.jp/)、
「日本将棋連盟モバイル」(http://i.jsamobile.jp/)でネット中継をいたします

入場料
1,000円(駒桜会員は無料)

そして前回

駒桜特典として
★ 「駒桜」会員は特別対局を無料で観戦!


  この3点から、どうやら私のような貧乏人でも、特別対局「清水市代女流王将vs.あから2010」をネット上で無料観戦出来そうな雰囲気である。
より多くの将棋ファンの皆様に対局を観戦
この言葉を信じたいところである。

  しかしながら、私のような貧乏人は不適当であると自覚している。それはつまり、この不況下において将棋を取り巻く環境は厳しい上に、レジャーの多様化などによる将棋人気の低下などがあるなかで、お金も出せないような貧乏人はプロ将棋を存続していく為には優良な存在とは言えない、ということである。
  もちろん、私が大金持ちであれば、例えばマイナビのようにスポンサーを募集しているところにポンと札束を置いていくのだけれども、現状はそうもいかない。

  それはともかくとして、前評判ではコンピュータが必勝のような感じになっているが、その中で清水女流王将がどういう戦いをするのか非常に注目である。
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